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老猟師(マタギ)と家族の交流を描く映画「RE-CORD」(レコード)の撮影が諏訪地方で進んでいる。14日は諏訪市板沢の古民家の敷地で、主人公の猟師が捕獲した鹿の肉をさばくシーンの撮影があり、猟師役の俳優奥田瑛二さんらが臨んだ。
農作物の豊穣を祈る諏訪大社上社の例大祭「御頭祭(酉の祭り)」が15日、御霊代を諏訪市の上社本宮から茅野市の上社前宮に移して行われた。古式にのっとり、前宮の十間廊で神前に鹿の頭部(剥製)などをささげ、村上益弘宮司が祝詞をあげた。
駒ケ根市東伊那の駒ケ根シルクミュージアムは15日、桑の植樹祭を同地区内のほ場で開いた。蚕の飼育に必要な桑の葉を確保するための植樹で、かつて市内で盛んだった養蚕業の復興に県外企業と連携して取り組む蚕の循環プロジェクトの一環。近くの東伊那小学校の3年生13人も協力し、苗木を植え付けた。
県は、県鳥で絶滅危惧種(1B類)のニホンライチョウ保護のための寄付金の募集を県直営共生型ふるさと納税サイト「ガチなが」で始めた。寄付金は生息調査などのライチョウ保護対策に活用する。
日本が初めて公式参加した万国博覧会は1867(慶応3)年のパリ万博。幕府が威信を掛けて準備し、浮世絵や掛け物などの美術、工芸品を出品。来場者を魅了した▼日本の産品が欧州の博覧会に出品されたのはパリが初めてではなく実は2回目。初回はパリから5年前のロンドンだった。初代駐日英国公使オールコックが日本産物を集めて展示。ロンドン五輪を訪れた日本人もさぞや誇らしかったのではと想像するが、どうも残念に映ったら ...
県霧ケ峰自然保護センター(諏訪市)が15日、今季の営業を始めた。霧ケ峰の歴史や動植物、自然の大切さについて、常設展示や企画を通して分かりやすく発信する。同センターは「年々入館者が増えている。さらに多くの人に、霧ケ峰の自然の魅力や知識を知ってもらえるようにPRしていきたい」とし、来館を呼び掛けている。
諏訪信仰をテーマにしたドキュメンタリー映画「鹿の国」が全国的な話題を呼ぶ中、ロケ地の一つ茅野市泉野にある農閑期の作業小屋「穴倉」の注目が高まっている。12日には、諏訪地域の歴史や文化をテーマとしたガイドツアー「SUWAエクスペリエンス」(林聡一代表)の一行が立ち寄り、かやぶき屋根といろりの素朴な建物や知識豊富なガイドの説明に心ときめかせ、映画の余韻に浸っていた。
伊那市の伊那弥生ケ丘高校同窓会でつくる閉校記念誌編さん委員会は12日、本格的に記念誌の編さん作業を始めた。1911(明治44)年に開校した同校は、県立高校再編による伊那北高校(同市)との統合に伴い、2030年3月に閉校する予定。記念誌は閉校関連の催しも含め、117年間にわたる学校の歴史を1冊にまとめて、30年度の刊行を目指す。
諏訪市は20日、同市西山公園の「千本桜」を守り育てる桜再整備プロジェクトで桜の植樹活動を行う。昨年度まで4カ年かけ、利用者に危険を及ぼす可能性があるソメイヨシノの伐採や、太い枝の剪定を進めてきた。地元・北真志野区の「西山公園愛護会」などと協力して病気に強いジンダイアケボノの苗木70本を植え、こんもりとした春のピンク色の森を次代へ残す。
飯島町田切南割の藤巻川右岸にある町道沿いの桜並木が満開となった。国道153号伊南バイパスの道の駅「田切の里」近くから北西へ約1キロにわたって続き、残雪の中央アルプスに向かってピンクのアーチの通り抜けを満喫できる。
昔は「一年にわらじ百足穿く人は、食いっぱぐれがない」と言ったそうだ。宮田村出身の民俗学者でわらじの研究で知られた向山雅重さんが、1972年10月に伊那市天狗平の古老から聞いた話として「続山ぶどう」に記している▼古老はこう語ったという。百足のわらじを穿く人は、よく働く人、稼ぐ人である。百足というと3日に1足になるが、山仕事だと3日は持たない。畑仕事なら3日は大丈夫。わらじは作って穿くの繰り返しだから ...
ご子息や娘さんが大学や専門学校に入学、または在学する家庭で、今年度分の授業料などの学費を払い終えた親御さんは今、ホッと一息ついている頃だろう。わが家では長男の学費が不足し、この春に借り入れをした。金融機関からの「審査が通りました」の連絡に、とりあえず安堵した▼国の統計などによると、大学4年間に支払う学費は、国立で約240万円、私立文系で約400万円、私立理系で約550万円。6年制の私立医科系では3 ...